採用担当者って学生に対してどういう気持ちなの?
採用担当者の気持ちってどんなイメージでしょうか?
人をバッサバッサと切り捨てて、残った人を厚遇している悪魔のような姿をイメージされる人もいるかもしれません。
実は、採用担当者は自社を選考を受けてくれる学生を応援する立場なんです。
ただし、自分のためですけどね。
学生の皆さんが筆記試験は別として、面接を潜り抜けてくれるように祈っています。
ではなぜそのようなことが起きるのでしょうか。
それは、採用担当者の評価の中で、「人数」の評価が大きくかかわってきます。
採用担当者の「人数」の評価というのは、指定された人数を採用するということです。この指定された人数を切ることなく大幅に超過することなく人数をそろえなければなりません。(例:100人の計画に対して103人採用するイメージです)
ただし、内定(内々定)を出しても全員残るわけではありません。
そこで、採用担当者としては、人数を確保するために「内定(内々定)を出せる人数を数多く確保しておく」ことが重要になってきます。
「Aさんに内定(内々定)を出したけど辞退されたからBさんを追加で合格させよう」という安心感が採用担当者には必要なんですね。
内定(内々定)を出せる状態の学生を確保していることを「弾(タマ)がある状態」と呼んだりします。