新卒採用の筆記試験の闇
みなさんがSPIをテストセンターで一生懸命受験されて、その結果を企業に送付し、通過の連絡を祈って待っているとき、実は信じられないことが起きているかもしれません。
それは、「そもそも採点されていない」という事実です。
筆記試験を受験したから全員採点されているのは大間違いです。
実は、SPIを管轄しているのはリクルートの子会社で、採点するのに、1件あたり数千円がかかります。つまり、あなたの採点結果を入手するのにもお金がかかるということです。
1回受験しているだけかもしれませんが、その結果を様々な企業に売りさばいているのがリクルートの子会社なんです。
受験者数の多い企業は採点費用だけでばかになりません。
そこで、「そもそも自社の基準に到達していない大学の学生の筆記試験の採点をせずに不合格扱いにして、費用を削減する」ということですね。
仮に採点費用が一人当たり5,000円だとして、6名採点しなければ30,000円浮きますからね。
経費に厳しい企業であればひと手間かけて採点不要としてしまいます。
それでも大手は受験者が多く、それなりのレベルの学生が受験をしてくれるので、問題ありません。
むしろ、「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」をFラン大学の学生が一流企業を受験するのは時間とカネの無駄ですね。