就職活動裏話(元採用担当者の本音)

東証一部上場企業の元採用担当者が就活の裏話をお届けします!

新卒採用の筆記試験の性格検査の意味って?

新卒採用試験で性格検査を受けますよね。

 

SPIなら考える時間もなくぱっぱと問題が流れていきます。

 

この性格検査で何をみているのでしょうか?

 

それは、あなたの性格面で問題ないかを見ています。

 

特に最近重視されるのが「うつ」傾向です。※新型うつを含む

 

うつ傾向にある性格検査の結果を見て、合否を決めています。

 

つまり、採用担当者が筆記試験のどの部分を見るのかというと、

 

①言語(国語)、非言語(算数)の点数が自社の足切りの点数未満の学生を排除。

②次に、性格検査の波形や結果を見て、うつ傾向にある人を排除。

 

の順番で見ています。この足切りに通った人が面接に呼び込まれます。

 

そして、面接官(特に営業現場や生産現場の前線の人)はそこまで筆記試験の結果を見ていません。っていうか見るスキルがそれほどありません。

 

SPIの結果を見るのにもスキルが必要ですし、そもそもその時だけ面接に協力いただく面接官は「フィーリング」で判断するので、筆記試験の結果はそれほど見ていません。

 

面接官の認識として、

そもそも面接に通過した人ってことは、筆記試験を通過している。

つまり、自社の最低限のラインはクリアしているという認識でしかいません。