就職活動裏話(元採用担当者の本音)

東証一部上場企業の元採用担当者が就活の裏話をお届けします!

不景気のときの採用ってどうなの?

実は、不景気な時ほど採用活動はやりやすいです。

 

なぜなら、各社不景気なので、採用人数を絞るため、そこにあぶれた高学歴の優秀な人材が市場に出回るからです。

 

特に最近ですと、銀行系の採用人数が大幅に減少したため、これまで銀行狙いだった人たちがほかの業種に流れてきます。

 

そこをかっさらうんです。

 

興味のなかった業種・業界なんだけど、話を聞いてみたら面白そう、OBOGがいる・・・。

 

きっかけはなんでもいいんです。

 

こちらの土俵に引きずり込んでしまえば。

 

あとは、確率の問題なだけなので。

 

1人を確実に入社させるのではなく。

 

10人に声をかけ、口説いて、2・3人を入社させるという方法です。

 

学生たちも妥協して入社してくれます。

 

もちろん「うそ」をつかないように誠実に対応することが前提です。

 

でも、会社の業績がそれほど良くはないので、せっかく高学歴の優秀な人材の割合を高めても、ボーナスになかなか反映されにくいですけどね。